先月から行方不明だったドイツ人男子大学生、遺体で発見…和歌山市沖合
和歌山県警は5日、県内で先月から行方不明になっていたドイツ人の男子大学生(21)が和歌山市加太の沖合で、遺体で発見されたと発表した。
県警人身安全対策課によると、今月1日午後2時50分頃、同市加太の田倉埼沖を漂流している遺体が見つかり、和歌山海上保安部がDNA鑑定をしたところ、男子学生と判明したという。死亡推定日は先月上旬で、司法解剖をしたが遺体の損傷が激しく死因は不明。県警は事件や事故のほか、自殺の可能性を含めて調べる。
男子学生は9月21日に来日し、同30日~10月10日に和歌山市内に宿泊。10日に母親とSNSでやり取りをしたのを最後に連絡がつかなくなり、県警が情報提供を求めていた。