宣言解除受け、大阪・吉村知事が会見(全文5完)早く決めてと文科省に言っている
大阪府の吉村洋文知事は21日夜、新型コロナウイルス対策本部会議の終了後に臨時の記者会見を行った。 【動画】大阪府の「緊急事態宣言」解除 吉村知事「外出していい。ただし3密は避けて」 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府の「緊急事態宣言」解除 吉村知事「外出していい。ただし3密は避けて」(2020年5月21日)」の中継開始時間に対応しております。 ◇ ◇
懲罰的な感じがするが、そうではないのか
粟野:ご苦労さまです。ジャーナリストの粟野と申します。私の解釈が間違ってたら申し訳ないんですけど、先ほど、クラスターが発生したところと、それから類似というのを分けたいというようなことをおっしゃったんで、このいただいた資料を見ると、クラスターが発生したっていうのは全国のどこかであったっていうことであって、例えば当初、大阪のライブハウスが騒動になったと思うんですけど、あそこはそうだからといって、そこはとかいう、なんかそれだと懲罰的な感じがするんだけど、そういうことではないということでしょうか。 吉村:ええ、そういうことではないということです。全国で発生したクラスター、現実的にやっぱりこの日本の風土環境の中で発生したわけですから、事業形態の中で。全国で発生したクラスターという理解で進めてます。 粟野:特定のところが、そこがあったからとか、そこはとか、そういうことではないということ。 吉村:それはまったくないです。
カリキュラムをこなせるようにするということか
粟野:分かりました。それと学校のことなんですけど、吉村さん、知事、よく日本の入学の時期を9月にすべきだということをおっしゃってると思うんですけどね。で、今度6月1日から元に戻すと。それは吉村さん自身が本当は9月からというふうに来年からでもしたいんだけど、現実には無理だろうと。だから来年の3月までにカリキュラムをこなせるように、あるいは受験に間に合うようにみたいに、もう切り替えるしかないみたいな、そんなことでもないんですか。 吉村:僕がどうこうしたいといういろんな考え方はありますけど、一番大事なのはやっぱり児童・生徒だと思ってます。僕も子供を持つ立場ですから、児童・生徒の立場になったときどうかという観点で考えてます。そういう観点で考えると、まず、今のままでいくと3月末までに終わるというのが、3月末、4月が今の日本の制度なので、9月っていうのは言ってますけども、それはまだ実現できてないですから、3月末、4月となれば、この3月末までに受験があると、3月の前にあるということにはなりますから、そしたら受験生の立場になって考えると、やはりこれは、もうすでに2カ月遅れてますんで、できるだけ早く再開をしなきゃいけないと。そして授業、教育格差をできるだけなくして受験にも挑めるようにしなきゃいけないと。その環境を整えたいという思いで先ほど申し上げたようなやり方で進めていってるということです。