9割の寄附者が「また訪れたい」と回答。ふるさと納税「体験型返礼品」の魅力とは?
ふるさと納税を利用する前に知っておきたい注意点
ふるさと納税は、返礼品を受け取れたり税金の控除が受けられたりと、メリットが多い制度ですが、注意点があることも知っておく必要があります。 まず、ふるさと納税には「節税効果はない」ことを留意しておきましょう。 ふるさと納税は、自治体に寄附したお金の一部が控除の対象になるものであり、「支払う税金額が減る」というわけではありません。 この部分の違いを勘違いして利用しないように注意しましょう。 もう1つの注意点として「控除限度額を超えると自己負担金額が増える」ことが挙げられます。 ふるさと納税は、年収などによって受けられる控除の限度額が設けられています。 限度額を超えてふるさと納税を利用してしまうと、超えた分の寄附金額は自己負担扱いになるため注意しましょう。 そのため、ふるさと納税を利用する前は、ふるさと納税のシミュレーションサイトを利用して、ご自身の「控除上限額」を事前に確認しておくことが大切です。
ふるさと納税を賢く利用しよう
本記事では、ふるさと納税の返礼品の1つである「体験型返礼品」について紹介していきました。 ふるさと納税は、返礼品がもらえたり寄附金額の一部が控除対象となることから、一定額以上の年収がある場合はお得な制度といえます。 受け取れる返礼品はさまざまですが、最近では旅行需要の拡大により体験型返礼品を選択する人も多いようです。 今年のふるさと納税で寄附をする自治体に悩んでいる人は、体験型返礼品のある自治体も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・総務省「ふるさと納税のしくみ」 ・総務省「税金の控除について」 ・レッドホースコーポレーション株式会社「【ふるさと納税に関するアンケート調査】“コト消費”返礼品が拡大。寄附者の90%が「また、訪れたい」と回答。」
太田 彩子