こりゃ待てん… 海外で話題集める2024年の最新モデル 小型SUVからハイパーカーまで
アウディQ8
アウディQ8は、今回のマイナーチェンジでインフォテインメント・システムが変更され、フロントとリアのライトも刷新された。ハイパフォーマンスモデルのSQ8にも同様の改良が施されている。取材で得た情報によると、最上位のRSQ8も今後数か月のうちにマイナーチェンジが発表されるようだ。
BMW X2/iX2
第2世代となる新型X2は、電動パワートレインを始めて導入する。EVのiX2には最高出力313psと最大トルク50.3kg-mのデュアルモーターが搭載され、航続距離は最長449kmを謳う。しかし、これでも「最速」というわけではない。最上位のX2 M35iは、最高出力300psのガソリンエンジンによって0-100km/h加速を5.4秒(iX2より0.2秒速い)で達成する。
シトロエンC3/e-C3
シトロエンがグローバルに展開するコンパクトカーの最新世代。英国では2024年夏に納車が開始される予定で、価格はおよそ2万2000ポンド(約400万円)から2万3000ポンド(約425万円)程度と推定されており、EVとしては「最安価」の称号を狙える。44kWhのLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーを搭載し、1回の充電で320kmの航続距離を誇り、最大100kW(DC)で充電できる。
クプラ・タバスカン
スペインの高性能車ブランド、クプラから電動SUVが登場。新型タバスカンは、フォルクスワーゲン・グループのMEBプラットフォームをベースとし、ID.4やアウディQ4 eトロンよりもスポーティなモデルとして2024年後半にデビューする予定だ。最高出力340psの四輪駆動モデルが用意され、0-100km/h加速は5.6秒。価格と出力を抑えた後輪駆動モデルもあり、航続距離は最長547kmとされている。
ダチア・スプリング
欧州の一部市場ではすでに低価格EVとしてユーザーの裾野を広げているダチア・スプリングが、来年ついに英国に上陸する。ルノー・グループ傘下のダチアは、ブランド間での部品共有と無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインでコスト低減を図っており、英国価格が2万ポンド(約370万円)以上に引き上げられることはなさそうだ。その結果、Aセグメント以上の一般的な乗用EVとしては英国で最も安いモデルとなるかもしれない。