人生最後のクルマに日産「フェアレディ240ZG」と決めて3年…福岡で発見した個体を購入! 純正をキープしながらイベントに合わせたイメチェンを楽しんでます
イベントやドライブメンバーに合わせてイメチェン
ここで紹介するグランプリマルーンのフェアレディ240ZGのオーナーである萩原一男さんは、昔からクルマ好き。若い頃からずっと憧れていたフェアレディZをいつか自分の愛車にしたいと考えていた。なかでもSUキャブ2連装、L24エンジン搭載のフェアレディ240ZGしかないと決めていたのだそうだ。 このフェアレディ240ZGが放つ覇気は、人生に勇気と希望と自信を生む特別な存在として、運転人生のなかで最後に乗るクルマとして購入したと話す。 現存数の少ないオリジナルのフェアレディ240ZGはなかなか程度の良い個体が見つからず、ほぼ3年を費やし福岡で発見。その間に市場価格がどんどん高くなり、少し焦りはじめた時期に巡り会えたと話す。購入後は、よりコンディションを良くするために新品で手に入る補器類はすべて交換。なるべく純正スタイルで楽しむようにしているが、たまに遊びに行くイベントに合わせてスタイルを変えることを楽しみにしている。 この日の仕様は、ワタナベ製エイトスポークの16インチホイールにフジツボマフラーを装着したスタイルだ。それぞれ純正マフラー、純正ホイールを持っているので、オリジナルの旧車が多く集まるイベントではフルノーマルに戻した姿で参加している。イベントやドライブを楽しむメンバーに合わせてイメージチェンジし、カーライフを楽しむスタイルは面白い。萩原さん流の旧車との接し方といえるだろう。
青木邦敏
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