相馬・ひまわりの家、福島県が内容確認へ 1.7億円の使途不明金問題
障害福祉サービス事業を展開する一般社団法人「ひまわりの家」(相馬市)で約1億7340万円の使途不明金があった問題で、福島県が今後行う同法人への運営指導で、内容を確認する方針であることが6日、分かった。 県によると、財産の不適切な管理のみの場合は処分の対象にならないとみられるが、補助金の不正使用などがあった場合は何らかの対応が必要になる可能性があるという。 同法人については、運営する障害者向けグループホームで職員が利用者の預金を着服していたことが経済的虐待に当たるなどとして、県が昨年10月に新規利用者受け入れを3カ月停止する処分を行っていた。このため、県は処分後に適正な運営がされているかについて、確認する考えだったという。
福島民友新聞社