ポルシェ パナメーラは究極のドライビングプレジャーサルーンであり続けられるか? 新型パナメーラに初試乗&レポート!
ポルシェ パナメーラ4S、パナメーラ ターボEハイブリッド:パナメーラは究極のドライビングプレジャーサルーンであり続けるか?我々は、ポルシェのスーパーサルーン、V6ベースバージョンとターボEハイブリッドに初試乗した!
「パナメーラ」は決して流行遅れではない。しかし、私たちが「911」の誕生当初からそう呼んできた「4枚ドアの911」は、近年、少し埃っぽくなってきている。アウディ、BMW、メルセデスなどとの競争では、すでに新鮮さを失いつつあり、今では他のメーカーの4ドアガソリン車のほうがノルトシュライフェ(ニュルブルクリンクサーキット北コース)では速いのだ。 ポルシェ パナメーラは究極のドライビングプレジャーサルーンであり続けられるか? 新型パナメーラに初試乗&レポート!
新型「パナメーラ」でも、これは変わりそうにない。というのも、ベーシックモデルとその6気筒エンジンでは、最速タイムを出すには弱すぎるため、アイフェルの勝者にはなれないからだ。
「ポルシェ パナメーラ ターボEハイブリッド」は680馬力を発揮するが、「メルセデスAMG GT 63 S」よりも200kg近く重い。ニュルブルクリンクに挑戦できるのは、700馬力をはるかに超える次期「ポルシェ パナメーラ ターボS Eハイブリッド」だけだ。
ポルシェ パナメーラのツインターボV6は本当に楽しい
新型「パナメーラ」の世界への入り口である353馬力モデルに話を戻そう。冒頭で述べたように、一見するとフェイスリフトのように見える。しかし、ツッフェンハウゼンは、完全に新しい第3世代をリリースした。
「パナメーラ」と「パナメーラ4」は、「ターボEハイブリッド」と外観がほぼ同じで、おなじみの2.9リッターツインターボV6のリフレッシュ版が搭載されている。ブースト圧、噴射、点火時期の改善により、出力は330馬力から353馬力に向上。トルクは50Nm増の500Nm。後輪駆動のエントリーグレードは、0-100km/h加速5.2秒、最高速度272km/h。全輪駆動では4.8秒、270km/hとなる。
パナメーラの新しいディスプレイ
インテリアでは、「パナメーラ」はすでに「タイカン」や「カイエン」で知られるものをほぼ踏襲している。ギアセレクターレバーはステアリングホイールの右に移動し、12.6インチの大型デジタル計器、12.3インチのセンタースクリーン、そして助手席用のディスプレイも追加された。運転中のストリーミングはインフォテイメント画面でも可能だが、「パナメーラ」が静止しているときに限られる。しかし、今は運転して確かめたい:新型「パナメーラ」ってどんな感じ?