見た目はウェッジでも性能はチッパー!? 「NEXGEN チッピングウェッジ GH45」のグリーン周り実用度をチェック
構えた見た目は普通のウェッジと変わらない
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんはアプローチが得意でしょうか? なかなか胸を張って「得意っす!」といえるアマチュアは少ないんじゃないでしょうか。 【動画】 理想の寄せだ! 小祝さくら&安田祐香が2人そろってナイスアプローチ! これが実際の映像です
もう少しアプローチがうまければスコアもよくなるんだけどな~って人は多いはず。そんな人のためにアプローチ専用のクラブってものがあります。 NEXGEN(ネクスジェン)から出た「NEXGEN チッピングウェッジ GH45」というクラブはアプローチが苦手な人に最適なクラブになっているという話なのですが、一体どんな性能なのでしょうか、コースに持ち込んで使ってみました。
「NEXGEN チッピングウェッジ GH45」はいわゆる「チッパー」というカテゴリーのクラブになります。 最近はいろいろなメーカーから「チッパー」が発売されていますが、それぞれ特徴的な形をしていることが多く、少しその形状に違和感があり使うのをためらっている人も多いでしょう。この「NEXGEN チッピングウェッジ GH45」は構えてみると、ほぼ普通のウェッジと一緒の形状ながらミスになりにくく、優しく寄せる機能があるというんです。
544グラムという重量がストロークを安定させる
その優しさの秘密の一つが幅広で船底型の「コンベックスソール」。ソールが滑ってくれるのでダフリに強く、フェースの突っかかりや跳ねたりすることを防いでくれます。
そしてもう一つの秘密がクラブ重量です。総重量544グラムというパター並みの重量設定にすることで、ヘッド軌道が安定し緩まずにインパクトしやすくなっています。 重くなることで手だけで打つことができず、自然と体を使ったストロークができるということなんですね。またシャフトも重いヘッドに負けないように「N .S.PRO パター(140グラム)」という重めのパター用シャフトを採用しています。かなりこだわっていますね。
ロフトは名前にもあるように45度です。これは9番かPWくらいのロフト。このロフトですから当然ランニングアプローチ専用のクラブとなるわけですが、SWなどよりもロフトが立っていることでボールへのコンタクトが安定し、前に行く力が強く、転がりも安定するというメリットがあるんです。