山形県で初のクラシックカーラリーが開催! 名車が集結した「第0回 ファントムラリー」に参加した23台とは…本格開催は2025年を予定
2025年の本格開催に向けてプレ開催された「ファントムラリー」
最近は全国各地でクラシックカーのラリーイベントが開催され、地域活性化の面からも注目を集めています。そんな中、じつは多くのクラシックカーと愛好家が存在している山形県で、初めてラリー形式のツーリングイベント「第0回 ファントムラリー」が2024年6月に開催されました。貴重なクルマの数々が参加した様子をレポートします。 【画像】ヨタハチやTE27トレノも参加! 山形で開催された「第0回 ファントムラリー」を見る(33枚)
山形の魅力を知ってもらいたいと、県内初のヒストリックカーラリーが誕生
山形県でもクラシックカーの展示イベントはたくさんあるが、ツーリング形式のものがない。壮大な自然と、食を楽しめるイベントを企画したい! と、山形県では初めてとなるラリー形式のツーリングイベント「第0回 ファントムラリー」が2024年6月22日(土)~23日(日)に開催された。 これまでも県北の金山町で文化、街並み、自然といった地域の持つ遺産とクラシックカーを融合した展示イベント「ノスタルジック・フェスタ金山」を主催してきた川崎恭平さんを実行委員長に、クラシックカー愛好家たちによる実行委員会が組織され、今回の開催となった。 当初は「第0回」というとおり、来年度からの本格開催に向けたプレイベントとして、少数で様子見の「ひっそり」としたイベントを予定していたそうだが、山形県内外のヒストリックカー愛好家たちの間で、「初めて山形でクラシックカーラリーをするらしい」といったウワサが広がり、結果的に23台が参加する立派なイベントとなった。 国内のさまざまなクラシックカーラリーに参加してきた経験を持つも、主催者の立場は初めてという、今回のイベントをプロデュースしたジェイク伊藤さんはこう振り返る。 「23台くらいですと、なんとかなりそうかと思いますが、ラリーはペアでの参加ですので約50人の参加者さんになります。少ないスタッフでご迷惑なくご案内できるのかという不安が募りましたね」 そんな不安も抱きながら、伊藤さんは自分の経験してきたクラシックカーラリーの魅力を伝えたいと、初心者にも分かりやすいコマ図にしたがって風光明媚な羽州路を駆け巡り、チェックポイントのある街を散策するといった時間も設け、誰もが楽しめるゲーム的な要素も加えた内容を考えたそうだ。
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