もちろん、「キャディ」はこれまたとても広い。とても背の高い人でも、二列目に座って髪型を気にする必要はない。そして： 写真の車のオプションのパノラマルーフは、室内にたくさんの光を取り込む。 新型「キャディ」はほとんど見分けがつかない。デザインに関しては大胆なVWが、最小の商用車にも最新技術を導入したのは良いことだ。

オプションで7人乗り

乗用車バージョンでは、ハイルーフの「エステート」は5人乗りが標準である。二列目には2人掛けベンチと1人掛けシートが装備されている。オプションとして、「キャディ」は三列目に2つのシングルシートを追加した7人乗りのスペースを提供する。2つのシートを倒せば、連続した荷室ができる。二列目のシートを前方に倒すと、トランクを拡張することができる。

テストドライブ：より静かでダイナミックなキャディ

新しいリヤアクスルによって、キャディはようやくクルマらしく走れるようになった。

122馬力のディーゼルエンジンを搭載した「キャディ」の最初のドライブで、「キャディ」がかつてないほど静かになったことに気づく。断熱材をふんだんに使用することで、うなり声を上げていた先代とは雲泥の差だ。

ダイナミックでもある。それもそのはずで、旧モデルではリヤアクスルは依然としてリーフスプリングのリジッドアクスルに頼っていたが、現在ではトレーリングアームにガイドされたパンハードロッドが採用されている。これらは動力性能と安全性の点で別物だ。サスペンションはソフトに反応し、路面をクリーンに捉える。しかし、少しスポーティなドライビングスタイルを求めるリクエストには、驚くほど自信を持って応えてくれるようになった。より正確になった新しいステアリングも役立っている。 アクティブなドライビング、ダイナミックで比較的静か。新しいシャシーと「ゴルフ8」から、新型「キャディ」は多くを得た。昔も今も、VWの中で最も実用的なクルマだろう。

キャンピングカーテスト：キャディ カリフォルニアは小旅行には十分だ

我々は、「キャディ カリフォルニア」のキャンピング仕様車をモーターホームテストでじっくりと観察した。「キャディ」は機敏でダイナミック、運転も快適だ。キャンピング仕様車は使いやすく、説明も簡単で、小旅行には申し分ない。テストでは、パノラミックルーフに特に感銘を受けた。ベッドから星空を眺めることができ、キャンプならではのひとときを過ごすことができる。