VW キャディ（VW Caddy）：フォルクスワーゲンのオールラウンダーのすべて。ゴルフ8よりもキャディの方が実用的かもしれない。それにしてもベースがコマーシャルバンであるとは思えない！

フロントマスクがアップデートされた「VW キャディ」。

私たちのお気に入り ・広々としたスペースで実用的 ・よりダイナミックな走り ・キャンピング仕様もある 不満な点 ・かなり硬いサスペンション ・高価格

実用的なVWキャディの5代目

2020年末に登場した5代目新型「VWキャディ」は、先代よりもはるかにスタイリッシュになった。外観の変更に加え、インテリアも整理され、デジタルスピードメーターが装備された。

ホイールベースが長くなったキャディ マキシ

「キャディ」には、ホイールベースを延長した「マキシ」も用意されており、1枚または2枚のスライドドアを備え、テールゲートまたは両開きドアを選択できる。リジッドリヤアクスルはそのままだが、リーフスプリングの代わりにコイルスプリングが採用されている。これは、より快適な乗り心地を提供するためのものである。

キャンピングカー向けキャディ カリフォルニア

オプションのキャンピングキッチンを使えば、キャディ カリフォルニアのモーターホームライセンスも取得できる。

VWは独自のキャンピング用モデル、「キャディ カリフォルニア」を用意している。ロングホイールベースとショートホイールベースがある。ベッド、収納スペース、キャンプ用家具が標準装備されている。オプションでリヤに調理用のキッチンモジュールがある。これにはシングルバーナーのガスコンロと引き出しが含まれる。補助暖房とセカンドバッテリーも別料金。

価格：フレキシブルは31,142ユーロ（約500万円）から

コンフィギュレーターに新登場：リヤベンチがパーティションウォールになる「フレキシブル」バージョン。価格は31,142ユーロ（約500万円）から、ロングホイールベースの「マキシ」は33,986ユーロ（約550万円）から。 「パネルバン」には初めてプラグインハイブリッドも用意された。自家用車仕様として44,566ユーロ（約715万円）から用意されている。「マキシ」のプラグインハイブリッドバージョンは最低48,397ユーロ（約780万円）。「パネルバン」仕様は44,013ユーロ（約710万円=ノーマルホイールベース）または46,475ユーロ（約750万円=ロングホイールベース）から。純粋な内燃エンジンを考えると、高額な追加料金だ。

ピープルキャリアとしての「キャディ」の価格は31,392ユーロ（約520万円=ショートホイールベース）から。より広いスペースが必要な場合は、ロングホイールベース版が34,647ユーロ（約570万円）からとなる。 「キャディ パネルバン」は29,179ユーロ（約470万円）から、「マキシ」バージョンは最低31,642ユーロ（約510万円）から。「カリフォルニア」キャンピングバージョンは35,605ユーロ（約575万円）から、ロングホイールベースバージョンは38,437ユーロ（約620万円）から。