「最強ではないけど最高のチーム」高知UがJ3昇格《サポーター、選手、監督、社長が歓喜》
12月7日神奈川県横浜市で行われたJ3・JFLの入れ替え戦で高知ユナイテッドが勝利を収め、J3昇格を決めました。歴史を変えた1日をドキュメントで振り返ります。 ニッパツ三ツ沢球技場<神奈川・横浜市> 鍛治屋アナウンサー 「ついにこの時がやってきました!夢を追いかけ走り続けてきた選手たちの最後の戦場がここにあります!そしてご覧ください、きょうも多くの高知県民が応援にかけつけています!最後、勝つのは俺たちだ!」 第1戦は引き分けで終わった高知ユナイテッドとY.S.C.C.横浜の最終決戦!アウェーの応援席をサポーターが真っ赤に染めました。 高知出身(埼玉から): 「地元・高知のユナイテッドが頑張ってほしいと思って来ました!もちろん勝ちます!」 高知市から: 「ずっと応援してきて、この日をどれぐらい待っちょったことかと。きょう上がります!J3上がります!エイエイオー!」 キックオフ 前半7分に動いたのがこの男 新谷選手ゴール フォワード新谷が期待に応える先制ゴール! サポーターのボルテージが上がります!しかし相手は格上。 YS横浜の猛攻を必死に防ぎます。 そして1対0のまま迎えた後半のアディショナルタイム。途中出場の内田が値千金のゴール! 試合終了間際の追撃に選手もサポーターも狂喜乱舞します。 そしてー 試合終了ホイッスル。Jの扉をこじ開けた高知ユナイテッド。J3確定 ピッチは歓喜、高知家みんなでつかんだ勝利です! 高知市から:(ユナイテッド発足時から応援) 「勝ちました!やりました!やってくれました!この日をずっと待ってました!本当にありがとうです。高知にJリーグを作ってくれてありがとうです!本当にその一言です」 高知市のスポーツバーでも歓喜。「信じてよかった!」 監督が胴上げ、社長らがダンス 小林大智キャプテン: 「本当に僕らは今シーズン4連敗もありましたし、苦しいシーズンもサポーターの方のおかげでここまで来られたし、讃岐でもホームのように雰囲気をつくってくださって、きょうもすごい雰囲気をつくってくださったので、本当に僕らが逆に感謝したいなという気持ち」 先制点を決めた新谷聖基選手: 「後期(シーズン)1点も決めてないんですけどそういう部分も含めて絶対決めたろっていうところはあったのでこういう大舞台で1点決められたというのはすごくうれしいことです。フォワードは点決めるのが仕事なんで最高でした」 3年にわたりチームを率いてきた吉本監督はー 吉本岳史監督: 「たくさんの方々に支えられて高知県初のJリーグチームというのが誕生しました。単純にその気持ちでいっぱいです。高知県初という部分で一番最初に歴史に名を残したチームだという部分と最強ではないですけど最終的に最高のチームになったなと 思います」 2016年に「Jリーグ参入」を掲げ、アイゴッソ高知と高知UトラスターFCが統合してできた高知ユナイテッドSC。 2019年に県勢初のJFL入りを果たし、5シーズン目となる今シーズンついに悲願を達成しました。 この勝利に欠かせなかったのが今年4月に新たに社長に就任した寮母の山本志穂美さんの存在です。 サポーター:「頑張ってくださいね!」 山本志穂美社長:「ありがとうございます。頑張ります!」 サポーター:「もうJFLに帰って来ないでください」 山本志穂美社長:「もう帰るわけないじゃないですか!」 サポーター「J1で!」 山本志穂美社長:「もう上がりっぱなしです!のぼりガツオですから!」 山本志穂美社長: 「また楽しくなりますよ高知、盛り上がってきますから。新しい挑戦はここからです。一緒にJ3に上がって、またワンランク上がった応援をしていただけたらうれしいです。ともに頑張りましょう!ありがとうございました!」 高知初のJリーグチーム次のステージヘ
高知さんさんテレビ