【伊東純也・三笘薫復帰も、守備に不安も…。9月代表メンバーを読み解く(1)】伊東・三笘の復帰で攻撃陣活性化も、冨安・伊藤洋輝不在の最終ラインをどうするか
2016年9月のUAE戦(埼玉)の1-2、2021年8月のオマーン戦(吹田)の0-1と、日本代表は2018年ロシア・2022年カタールの両ワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦で続けて黒星発進を強いられている。 ■【画像】森保ジャパン27人メンバー発表! 新進気鋭の19歳DFら新選出2選手に加え、日本代表が誇る“黄金の両槍”2選手を久々に復帰召集■ 欧州組がメンバーの大半を占めるようになった今、シーズン開幕直後のこの時期はコンディションが上がり切っていない。移籍問題に直面したり、新天地や新指揮官の下で定位置を確保できていないなど、メンタル的にも難しい状況に陥るケースが少なくない。それが代表活動に響いているのは確かだが、今回も同じ轍を踏むわけはいかない。5日の中国戦(埼玉)は確実に白星をつかんで、10日の第2戦が行われる灼熱の地・バーレーンへ赴く必要があるのだ。 29日に発表された代表メンバー27人を見ると、朗報と言えるのは伊東純也(スタッド・ランス)と三笘薫(ブライトン)の左右の槍が戻ってきたことだろう。伊東はご存じの通り、1~2月のアジアカップ(カタール)期間中の週刊誌報道を機に代表から離れていたが、刑事訴訟が不起訴になり、7月のスタッド・ランス・ジャパンツアーの前向きな効果もあって復帰が実現。三笘の方も腰のケガで2月以降を棒に振った形になったが、今季は開幕から結果を残している。
■気になるのは左SB
前回予選も同組だった中国は日本の攻撃を警戒し、自陣に引いてブロックを作ってくると見られるが、それだけに両サイドの推進力や打開力が重要になる。2人を頭から起用するかどうかは未知数だが、個の力で守備を切り裂ける2人がいることで攻撃のバリエーションは確実に広がる。そこは前向きに捉えていいだろう。 しかしながら、守備面では不安も見え隠れする。というのも、最終ラインに安定感をもたらせる冨安健洋(アーセナル)と貴重なレフティの伊藤洋輝(バイエルン)が不在だからだ。冨安不在時というのはこれまでも何度かあり、4バックであれば谷口彰悟(シントトロイデン)と板倉滉(ボルシアMG)がセンターバック(CB)コンビ組むことが多かったが、谷口は新天地に赴いたばかりでコンディションにまだ不安がある。森保一監督は町田浩樹(サンジロワーズ)も重視していると見られるが、町田と板倉を組ませた場合、左サイドバック(SB)の人材がかなり手薄になってしまうのだ。 候補者はW杯5大会連続出場を目指す長友佑都(FC東京)と中山雄太(町田)だが、長友は直近2試合は先発しているものの、その前はベンチスタートも多く、高いレベルでフル稼働できる状態とは言い切れない部分がある。中山にしても、8月17日のジュビロ磐田戦でJリーグ復帰を果たしたばかり。ポジションも左CBで出ていて、左SBでの実戦からは遠ざかっている。
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