JFA宮本恒靖会長が女子WEリーグの副理事長に就任 JFA専務理事「総力を挙げて女子サッカーを支えていく」
日本サッカー協会(JFA)の湯川和之専務理事は19日、都内の理事会後に報道陣へ対応し、女子サッカー「WEリーグ」の新役員で新理事長にJリーグの野々村芳和チェアマン、副理事長にJFA・宮本恒靖会長の非常勤による就任が内定したことに「サッカーの統括団体として、総力を挙げて女子サッカーを支えていかなければならない」と話した。 発足4年目となるリーグ戦が13日に開幕したWEリーグは、開幕直前の11日の臨時理事会で高田春奈チェアの任期(1期2年)満了による退任と新役員候補を発表。今後へは伸び悩む観客動員を含め、女子リーグの価値を高めることなどが課題となっている。 湯川専務理事は「これまではWEリーグだけという形で高田チェアと執行役員の方たちが尽力されて、リーグの活性化に努めていただいた。JFAだと全国大会や国際大会の運営はしっかりできると思うが、プロリーグ運営のというところではJリーグの方が知見も経験もある。3者で組んでやっていくことが必要なのかなと思う」と新役員にJFAとJリーグのトップが役員に加わることへの理由を説明した。