犯罪集団「JPドラゴン」幹部の男、フィリピン当局が身柄拘束
フィリピンを拠点にした日本人らによる犯罪集団「JPドラゴン」の幹部の男が、フィリピン当局に身柄を拘束されていたことがわかりました。 フィリピンで拘束されたのは、犯罪集団「JPドラゴン」ナンバー3の小山智広容疑者(49)です。 フィリピンの入管当局によりますと、小山容疑者はフィリピンで起きた詐欺事件に関わった疑いで今年1月、警察に拘束され、その後、入管施設に身柄を移されました。 拘束の際、小山容疑者は複数の銃や麻薬のようなものを所持していたということです。 捜査関係者によりますと、小山容疑者は、いわゆる「ルフィ」グループによる特殊詐欺事件の一部に関与したとして、警視庁が逮捕状をとっています。 「JPドラゴン」はルフィグループともつながりがあるとされていて、今月に入って別の幹部、鹿児嶋孝之容疑者が、首都マニラで身柄を拘束されています。