海自に大型無人航空機を導入 28年度初号機、洋上監視を強化
防衛省は15日、洋上監視能力を強化するため海上自衛隊に配備する滞空型無人機について、大型無人航空機シーガーディアン(MQ9B)を選定したと発表した。管制システムや付属品を含め1機当たり約120億円で、2028年度に初号機を導入する。 製造するのは米企業で防衛省は取得費として、25年度予算概算要求に262億円を計上した。32年度ごろまでに計23機を導入する計画で、配備先は今後検討する。 シーガーディアンの航続距離は約4800キロ、航続時間は約24時間。海洋監視レーダーや赤外線カメラなどを搭載する。