妻と1歳の娘を殺害後…不倫相手に「大好き大好き」 元看護師・渡辺健被告(29)の初公判 何度も殺害企てた事件の経緯
■問われる殺意の有無
今回の裁判ではこの2つの事件における殺意の有無などが主な争点となっている。 検察側: 数か月にわたり「運転中に心肺停止」「塩化カリウム致死量」「妻殺害 水死に偽装する方法」「生命保険 死亡保険金」などと検索するなど強く執拗な殺意を持っていた 弁護側: 渡辺さんは行き当たりばったりで、その場しのぎで生活してきた。自分に何か不都合なことがあったり、ピンチになったりすると、その場をしのげればと思って行動していた。事前に下調べしたり、準備したりして殺害するようなことはしていない。どうか判決にあたり、渡辺さんを色メガネで見ないようにしてほしい
■妻の毛髪検査で「複数摂取」の形跡
その後行われた証拠調べでは、大阪府警の科学研究所の職員が証人尋問され、妻の毛髪鑑定結果の考察を説明。 妻は睡眠薬を常用していなかったのにも関わらず、「複数回にわたって睡眠薬を摂取している形跡が見られる」と検査結果について証言した。 裁判は11月12日に結審し、11月22日に判決が言い渡される予定だ。
NST新潟総合テレビ