【厚生年金の受給額早見表】自分の給与なら老後はいくらもらえる?年金の目安額を解説
厚生年金の保険料の決め方
厚生年金保険料は、本人と勤務先の会社とで折半して負担します。保険料の決め方は、以下のとおりです。 ・毎月の保険料:標準報酬月額×保険料率(18.3%) ・賞与の保険料:標準賞与額×保険料率(18.3%) 給与や賞与額に保険料率を掛けて算出します。 保険料率は、平成16年から段階的に引き上げられていましたが、平成29年9月に引き上げは終了。 現在の保険料率は18.3%です。 厚生年金保険料は給与や賞与をもとに保険料が決まるため、負担する金額は人によって異なります。 受け取る給与額が多い人ほど、負担する保険料は増加します。
60歳代~90歳以上「厚生年金」の平均受給額
では、会社員や公務員の人はどのくらい厚生年金を受給できるのでしょうか。60歳以降で年齢別に、厚生年金の平均受給額を見てみましょう。 ●60歳代 ・60歳:9万4853円 ・61歳:9万1675円 ・62歳:6万1942円 ・63歳:6万4514円 ・64歳:7万9536円 ・65歳:14万3504円 ・66歳:14万6891円 ・67歳:14万5747円 ・68歳:14万3898円 ・69歳:14万1881円 ●70歳代 ・70歳:14万1350円 ・71歳:14万212円 ・72歳:14万2013円 ・73歳:14万5203円 ・74歳:14万4865円 ・75歳:14万4523円 ・76歳:14万4407円 ・77歳:14万6518円 ・78歳:14万7166円 ・79歳:14万8877円 ●80歳代 ・80歳:15万1109円 ・81歳:15万3337円 ・82歳:15万5885円 ・83歳:15万7324円 ・84歳:15万8939円 ・85歳:15万9289円 ・86歳:15万9900円 ・87歳:16万732円 ・88歳:16万535円 ・89歳:15万9453円 ●90歳代 ・90歳以上:15万8753円 ※平均年金月額には、基礎年金月額を含む ※65歳未満の厚生年金保険(第1号)の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの者 本格的に支給開始となる65歳以降の平均額を見てみると、年齢を重ねるごとに受給額が増加しています。 年齢によって多少の差はあるものの、現代では14~15万円程度の厚生年金が受け取れるとおさえておきましょう。