【独自解説】「あなたたちは“ピュアウオーター”」韓鶴子総裁が呼びかける“統一教会”、いま「聖地」に異変!?触れ合い動物園や“冬ソナ聖地”を訪れるクルーズ船など“テーマパーク化”「教団本部は資金面で厳しい状況にある」
政府は、教団への解散命令請求の理由として「信者に過度な献金や物品購入をさせて、経済的な負担や精神的苦痛を与えてきた」としています。対して教団側は、「当法人が『資金集めを目的とした団体だ』との文科省主張は明らかな間違い。文科省発表の『被害規模』は和解や示談が成立した金額が含まれているため、実態とはかけ離れている」と主張しています。 Q.教団の「和解や示談が成立した金額が含まれている」という主張はどうなんですか? (鈴木氏) 「和解や示談であっても、被害者が被害感情を持って交渉しているわけですから、これを被害額に含めることに何の問題もないと思います。教団側の主張は的外れだと思います」
Q. “地裁判断”はいつ出るのでしょうか? (鈴木氏) 「色々予想は分かれていますが、解散命令請求が2003年の10月13日でしたので、そこから1年から少しぐらいで地裁の判断が出るのではないかとみています」 Q.地裁判断が出た後の教団の“資産隠し”を防ぐには、「指定宗教法人」では不十分なのでしょうか? (鈴木氏) 「この法整備は2023年末に成立したものです。これは、教団が財産を移すような動きがあれば『特別指定宗教法人』として、被害者が財産目録の閲覧を請求できるようになるので一定の抑止力にはなるのですが、教団の財産散逸を防ぐようなものにはなっていません。“特別”に指定することによって、それだけ悪質なことをしている団体だという“逆のお墨付き”を与えられる可能性はあります」 Q.「資金難で過度な献金集めが増える」恐れは大きいのでしょうか?また、“政治家とのつながり”は切れないのでしょうか? (鈴木氏) 「新たな“霊感商法”らしきものをしている気配もありますし、今後も関連団体は残ります。また解散命令後も任意団体として継続するということからも、組織防衛のために関係のあった“政治家とのつながり”は命綱になると思います」 (高岡特別解説員) 「今、ほかの問題も含めて大変政治に厳しい空気です。時期は別として『今年中に総選挙もあるかも』となっているわけで、裁判所の判断が出る時期によっては(“統一教会”問題が)再燃する可能性があるので、政治家側も息を殺して見ていると思います」 (「情報ライブミヤネ屋」2024年5月13日放送)
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