北口榛花、2年連続の最優秀選手「夢の70メートルに向けて頑張る」/日本陸連アワード
日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード」が19日、東京都内で開かれ、今夏のパリ五輪の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26)=JAL=が、2年連続で最優秀選手に選ばれた。「2年連続で頂けるのは、多くの方々ができたことではない。すごく光栄です」と笑顔で喜びを語った。 五輪の金、ダイヤモンドリーグファイナルの2連覇など、輝きを放った1年を終えた北口。さらなる飛躍に向け、現在は水泳、体操、柔道などからヒントを得ている。柔道の〝先生〟は、2008年北京、16年リオデジャネイロ五輪の女子52キロ級銅メダリストの中村美里さん。「前回り受け身は斜めに回転する。やりを投げるときは対角線上に芯が通っているイメージ。そこがリンクしている」と意図を明かした。 今後に向けては、「夢の70メートルに向けて頑張ります」と力強く語った。