毎月3万円貯めるなら「新NISA」か「iDeCo」どっちがいい?選び方のポイント4つを解説!
老後資金を作るために、資産形成を検討している人もいるのではないでしょうか。毎月3万円くらいなら、投資にお金を回せる人もいるかもしれません。 ◆【毎月3万円で資産はいくら増える?】年3%で運用できた場合のシミュレーション結果を運用期間《5年・10年・15年・20年・30年・40年》ごとにチェック ただし、「新NISA」と「iDeCo」のどちらを使って資産形成を始めるべきか悩む人も多いです。 iDeCoと新NISAの比較は以下のとおりとなります。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
iDeCoとNISAの比較
iDeCO ・対象者:原則20歳以上65歳未満 ・拠出限度額:年間14万4000円~81万6000円 ・投資可能商品:投資信託、保険、定期預金 ・購入方法:積立投資 ・受取方法:原則60歳以降に受け取り ・税優遇:運用益が非課税、所得控除 新NISA ・対象者:18歳以上 ・拠出限度額:年間360万円 ・投資可能商品:投資信託、個別株式、ETF、REIT ・購入方法:積立投資、一括投資 ・受取方法:いつでも引き出し可能 ・税優遇:運用益が非課税 本記事では、新NISAとiDeCoどちらで資産形成を始めるべきか、選び方のポイントを4つ紹介します。資産運用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
【運用期間別】毎月3万円の積立でいくらの資産を築けるのか
新NISAとiDeCOの選び方のポイントを紹介する前に、月3万円を投資に回すとどれくらいの資産が築けるのかをシミュレーションしておきましょう。なお、運用利回りは年率3%とします。 積立期間別にみた資産評価額は以下のとおりです。 ●毎月3万円の積立投資を続けた場合に用意できる資産額 積立期間 資産評価額(元本部分) ・5年間 194万円(180万円) ・10年間 419万円(360万円) ・15年間 681万円(540万円) ・20年間 985万円(720万円) ・30年間 1748万円(1080万円) ・40年間 2778万円(1440万円) 毎月3万円の積立を30年間続ければ、1748万円もの資産を築けます。元本部分は1080万円のため、資産運用により700万円近く資産が増えることとなります。 資産運用がいかにお金を増やすために有効な手段であるかがわかるでしょう。 ではさっそく、資産運用をするにあたって新NISAとiDeCoのどちらを利用するか選ぶためのポイントを見ていきましょう。