食費を少しでも節約したいです。主食を米の代わりにじゃが芋にしたら、節約になるでしょうか?
米の代わりにじゃが芋を主食にしたら節約になるか?
米の代わりにじゃが芋を主食とすることは、節約になる場合があります。 農林水産省の「食品価格動向調査(野菜)」によると、6月17日の週においてばれいしょ(じゃが芋)は、1キログラム当たり消費税込みで576円となっています。 米袋の価格との比較は単純にはできません。ただ、ここ数年の物価高騰前の令和2年2月時点で米2キロ袋の平均価格が1069円であったことを踏まえると、米の代わりにじゃが芋を購入することで、1回あたりの出費は少なくなる可能性はありそうです。 また外国では、主食としてじゃが芋を食べる国もあります。フィンランドでは全土的に、ペルーでは山岳地帯でじゃが芋は主食として食べられています。 2023年版「日本食品標準成分表」によれば、じゃが芋(皮なし・生の状態)には100グラム当たり14.7グラムのデンプンが含まれているのです。デンプンとは、ブドウ糖が集まってできたものであり、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源となっています。 一方、米(精白米)には100グラム当たり34.5グラムのデンプンが含まれています。デンプン含有量でやや劣るとはいえ、じゃが芋は米の代わりにもなるといえるでしょう。
節約の観点からじゃが芋を捉えると
工夫次第では、じゃが芋を食べることは節約になりそうです。緊急に家計の出費を抑える必要がある場合などに、主食を米の代わりにじゃが芋にすることも一つの方法といえるでしょう。 出典 総務省統計局 消費者物価指数(CPI)2024年5月分 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況 総務省統計局 家計調査報告 2024年(令和6年)4月分 総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要 農林水産省 食品価格動向調査(野菜) 価格推移グラフのバックデータ 農林水産省 令和2年3月 米の消費動向に関する調査の結果概要 食品詳細 いも及びでん粉類 農林水産省 食品価格動向調査 株式会社第一生命経済研究所 エンゲル係数が過去43年間で最高域 ホットペッパーグルメ外食総研 物価高で高まる節約志向の実態と外食での節約行動を調査 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部