CF補強優先事項のモナコ、アーセナル育ちの注目ストライカーに接触
モナコがシュトゥルム・グラーツのU-21デンマーク代表FWミカ・ビエレス(21)の獲得に動いているようだ。 肩の手術によってアメリカ代表FWフォラリン・バログンが離脱中のモナコ。スイス代表FWブリール・エンボロが離脱しがちな状況を鑑みれば、後半戦に向けてセンターフォワードの補強は最優先事項のひとつとなっている。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、モネガスクはその獲得候補の一人としてオーストリアで躍動中のストライカーに目を付けているという。 ロンドン生まれでフルアム、アーセナルの下部組織育ちの187㎝のFWは、世界屈指の名門でファーストチームデビューはならずも、RKCヴァールヴァイク、マザーウェル、シュトゥルム・グラーツと武者修行先でまずまずの結果を残し、昨年夏にオーストリアの強豪へ完全移籍した。 シュトゥルム・グラーツでは今シーズンここまでのリーグ戦で16試合11ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合2ゴールとその才能を開花させている。 大柄ながらも機動力がある生粋のストライカータイプで、相手DFを常に背負って味方に時間を与えるタイプではないものの、周囲の味方も使える1トップ適正のある若手逸材だ。 報道では選手本人はモナコ行きを希望し、個人間でも合意に至っているようだが、昨夏移籍した際の500万ユーロ(約8億円)から市場価値は大幅に上がっており、クラブ間の交渉がカギを握る。
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