NVIDIAが新型GPU「GeForce RTX 50シリーズ」を発表 新アーキテクチャ「Blackwell」でパフォーマンスを約2倍向上 モバイル向けも
GeForce RTX 50シリーズの概要
GeForce RTX 50シリーズはデスクトップPC向け製品で、PCI Express形式のグラフィックスカードとして提供される。上位製品である「GeForce RTX 5080」「GeForce RTX 5090」は1月31日に、その下位に位置する「GeForce RTX 5070」「GeForce RTX 5070 Ti」は2月中に発売される予定だ。これらのうち、GeForce RTX 5070 Ti以外の3製品はNVIDIAが自ら設計したグラフィックスカード「Founders Edition」も用意される。 今回リリースされたGPUの主なスペックは以下の通りだ(米ドルは税別、日本円は税込みの想定価格)。 ・GeForce RTX 5070:549ドル(10万8800円)~ ・CUDAコア:6144基 ・Tensorコア(ピーク処理性能):988 AI TOPS ・RTコア(ピーク処理性能):94TFLOPS ・動作クロック:2.16GHz~2.51GHz ・グラフィックスメモリ:12GB(GDDR7/192bit) ・動画エンコーダー:1基(第9世代) ・動画デコーダー:1基(第6世代) ・消費電力:250W(補助電源は「8ピン×2」相当) GeForce RTX 5070 Ti:749ドル(14万8800円)~ ・CUDAコア:8960基 ・Tensorコア(ピーク処理性能):1406 AI TOPS ・RTコア(ピーク処理性能):133TFLOPS ・動作クロック:2.3GHz~2.45GHz ・グラフィックスメモリ:16GB(GDDR7/256bit) ・動画エンコーダー:2基(第9世代) ・動画デコーダー:1基(第6世代) ・消費電力:300W(補助電源は「8ピン×2」相当) GeForce RTX 5080:999ドル(19万8800円)~ ・CUDAコア:1万752基 ・Tensorコア(ピーク処理性能):1801 AI TOPS ・RTコア(ピーク処理性能):171TFLOPS ・動作クロック:2.3GHz~2.62GHz ・グラフィックスメモリ:16GB(GDDR7/256bit) ・動画エンコーダー:2基(第9世代) ・動画デコーダー:2基(第6世代) ・消費電力:360W(補助電源は「8ピン×3」相当) GeForce RTX 5090:1999ドル(39万3800円)~ ・CUDAコア:2万1760基 ・Tensorコア(ピーク処理性能):3352 AI TOPS ・RTコア(ピーク処理性能):318TFLOPS ・動作クロック:2.01GHz~2.41GHz ・グラフィックスメモリ:32GB(GDDR7/512bit) ・動画エンコーダー:3基(第9世代) ・動画デコーダー:2基(第6世代) ・消費電力:575W(補助電源は「8ピン×4」相当)