ビール大手4社、増収増益 値上げ寄与、海外販売も好調
ビール大手4社の23年12月期連結決算が16日出そろい、全社が前期比で増収増益となった。値上げや好調な海外販売が寄与し、円安で海外事業の利益も膨らんだ。サントリーホールディングス(HD)は売上高に当たる売上収益が前期比10.6%増の3兆2851億円と過去最高。アサヒグループホールディングス(HD)も、売上収益と純利益が過去最高で、売上収益は10.3%増の2兆7690億円、純利益は1640億円だった。 キリンホールディングス(HD)は、本業のもうけを示す事業利益が5.4%増の2014億円で過去最高。サッポロホールディングス(HD)の純利益は、60.1%増の87億円だった。