ペット連れ特別仕様キャブコン「コルドドッゴ 」「 コルドシャトン」登場! バンテックから限定30台
【&M連載】キャンピングカーで行こう!
「ペットと一緒に旅をするためにキャンピングカーを買いました」「キャンピングカーがあるから、これなら飼える、とペットを迎えました」など、ペットとキャンピングカーは切っても切れない関係にあります。 【画像】もっと写真を見る(6枚) 私自身、25年前にキャンピングカーを買ったきっかけはペットでした。以来ずっと、途中で車を乗り換えはしましたが、常にキャンピングカー旅は動物と一緒。今も6匹の猫たちがいます。愛車も、ペットトイレはもちろん、抜け毛対策などあれこれペット仕様にしています。 そんなニーズに応えるために、ペットを意識した商品はこれまでにも出てきましたが、今回、老舗ビルダーが満を持して発表したキャブコンがあります。バンテックの特別限定仕様車「コルドドッゴ」と「コルドシャトン」です。
ペット用窓、リードフック、名前入りデカール……手厚い装備
ベースは同社のロングセラーモデル「コルドバンクス」(トヨタ・カムロードベース)。 全長はギリギリ5mに収まる4990㎜で、6人乗車・5人就寝が可能です。国産キャブコンが軒並みサイズアップしている中で、取り回しも楽で使いやすいサイズ感が安定した人気の理由です。 そのコルドバンクスの基本レイアウトはそのままに、快適なペット連れ旅のために様々な装備が追加されています。 ■ペット連れにうれしい追加装備 ・大容量リチウムイオンバッテリー 標準がバッテリー容量4kWhのところ、2kWh追加して合計6kWhの大容量バッテリーを搭載しました。 ・ソーラーパネル フレキシブルソーラー240Wを屋根に搭載しています。 これら、大容量バッテリーとソーラーパネルのコンビネーションで、長時間エアコンを稼働させることができます。夏旅でペットが車内でお留守番するときにも安心です。 ・シート生地を変更 抗菌効果のあるビニール素材を採用。レザーやモケットのような高級感のある質感ながら、水弾きもよく、お手入れが簡単。犬や猫の爪が当たっても傷つきにくいのもメリット。 ・ペット用窓を追加 エントランスドアの左横、それも低い位置にスライド式のアクリル窓を追加。ペットが外を眺められるように、という配慮です。元になった「コルドバンクス」ではこの位置にテレビ台がありましたが、替わりにテレビアームが設けられています。 ・リア収納と居室をウォークスルーに もともと、コルドバンクスはリア部分に2段ベッドがあり、ベッド下は収納になっています。収納部分の床材はウォーターパンになっていて、ぬれたスノーボードなどの遊具を収納するにもすぐれています。その収納スペースは車外からも車内(居室)からも扉でアクセス可能ですが、ペット仕様モデルでは居室内の収納扉を着脱式仕切り板に変更。仕切りを外せばペットは居室と収納用スペースとを自由に行き来できます。床が防水仕様ですから、ペットシーツを敷くなどしてトイレルームにすることも可能。ペット用のスペースとして活用することができます。 ・リードフック エントランス横(車外)にリードを繋ぐためのフックを設置。飼い主が靴を履いたり(脱いだり)する間、つないでおけるのは安心です。 ・名前入りデカール これが実は一番、人気を呼ぶのではないかと思われる設備です。外装デカールは限定車専用に新しくデザインされたもの。オーナーのペット写真をシルエットデザインにして、名前入りデカールとしてエントランス脇に貼り付けられます。 ペットを連れて旅をしたい人にとって、そしてなにより動物にとっても快適であるように、細部にわたって配慮されています。 では、「コルドドッゴ」と「コルドシャトン」、何が違うのでしょう? はっきり言って、車としては同じものです。ドッゴは犬(英語圏のネットスラングで犬のこと)、シャトンは子猫(フランス語)。外部デザインのデカールが犬か猫かの違いなのです。