【フィリピン】ビバント、水処理事業の合弁解消
フィリピン中部セブ州の発電事業持ち株会社ビバント・コーポレーションは11日、水処理事業に関するイスラエル企業との合弁関係を同日付で解消したと発表した。水インフラの成長分野に集中する。 子会社のビバント・ハイドロコア・ホールディングスとイスラエル企業のウオーターマティック・インターナショナルによる合弁関係を解消した。両社は2019年、水処理プラントの設計・製作・据え付け・運転・保守などを手がける合弁会社ウオーターマティック・フィリピンを設立した。 ウオーターマティック・フィリピンは現在、セブ州のマクタン島コルドバで日量2,000万トンの海水淡水化プラントの整備を進めている。プラントは年末までに完成することになっているが、合弁解消による計画変更はないと説明している。