ご予算300万円で大満足。世界的名車ポルシェ・カイエンを狙え‼︎
夢のポルシェライフは911だけが選択肢じゃありません!
乗って楽しく満足できるポルシェは911だけではありません。2002年に第3のポルシェとして誕生したSUVのカイエンは、パリ・ダカールラリーに参戦した959にインスパイアされた5人乗りの新たなスポーツモデルとして誕生しました。 この記事の他の画像を見る また、ポルシェが注目したのは911オーナーが同時に所有する他のカテゴリーのクルマでした。つまり、911と同時にセダンやステーションワゴン、SUVなど複数台所有するライフスタイルです。
ユーザーが何を望み、また同時に何を提案できるのか? そんな点に留意しカイエンは開発されました。そして、デビュー後は瞬く間に人気が広がり新たな顧客を開拓・獲得していくことになります。
現行モデルでいえば911や718系がプレミア価格で流通する一方、従来どおり経過年数に対する購入価格の低下、中古車相場を形成するカイエンは予算的にも買いやすいポルシェです。ただし、車齢を考えると年式相応に玉石混合なのは言わずもがな。ババを引いたら新車価格に応じた高級車相応のコストを覚悟しなければなりません。
今回注目したのは第1世代のカイエンです。いまでは流通物件もかなり減りましたが、上手に探せばまだ良質車が入手可能。マーケットの実情を知るポルシェ正規ディーラー車専門店「S-LINE AG」さんで話を聞いてきました。
「いい個体と巡り合うのはタイミング次第ですが、カイエンはしっかりしたいいクルマでポルシェらしい走りを楽しめます。初代モデルは前期型の955、後期型の957にわかれますが、総じていいえるのは第2世代より電子制御系が扱いやすいというか、メンテナンスしやすくパーツに困ることもありません」と語ります。
要約すると、パーツひとつ交換しても初期設定値を学習させる場所が少ないということでしょうか、比較してアナログな点が多く修理しやすいそうな。無論、駆動系などポイントをおさえたチェックは必要ですが、日本はとくに乗用車的に使われた個体がほとんどで、素のコンディションを見誤らなければ楽しいポルシェライフが待っているはず。