鈴木彩艶フル出場のパルマ、元浦和ソルバッケンが先発のエンポリとドロー…PK失敗で7戦未勝利
セリエA第9節が27日に行われ、パルマ・カルチョとエンポリが対戦した。パルマでは日本代表GK鈴木彩艶が5試合連続で先発出場。対するエンポリでは、今年前半まで浦和レッズでプレーしていたオラ・ソルバッケンがスターティングイレブンに名を連ねた。 ソルバッケン、ロレンツォ・コロンボ、ヤコポ・ファッツィーニを中心に攻めるエンポリに対し、鈴木は果敢な飛び出しや安定感のあるセービングでゴールを守る。しかし、パルマは35分にエンポリの先制を許してしまう。DFラインの背後を取られて折り返されると、対応した味方DFウォヨ・クリバリの足に当たってボールはゴール左下へ吸い込まれた。 追いかける展開となったパルマは44分、マッテオ・カンチェッリエーリが鋭いミドルシュートを放ったものの、ボールはクロスバーに当たってゴールならず。ホームチームは1点ビハインドで折り返す。 後半に入って押し込む時間が続くパルマは、80分に待望の同点ゴールを獲得する。アドリアン・ベルナベのスルーパスに抜け出したエマヌエーレ・ヴァレーリがグラウンダークロスを送り、ボックス内のガブリエル・シャルパンティエが合わせて押し込んだ。 さらに83分、パルマが逆転のチャンスを迎える。ポントゥス・アルムクヴィストが相手GKデビス・バスケスに倒されてPK獲得。アンジュ・ヨアン・ボニーがキッカーを務めたものの、ゴール左上を狙ったキックはクロスバーを叩き、ゴールとはならなかった。 その後も2点目を目指したパルマだったが、シャルパンティエが決定機を逃して最後まで逆転には至らず。パルマは3試合連続ドローで7戦未勝利となった。次節は30日に行われ、パルマは敵地でユヴェントスと、エンポリはホームでインテルと対戦する。 【スコア】 パルマ・カルチョ 1-1 エンポリ 【得点者】 0-1 35分 オウンゴール(エンポリ) 1-1 82分 ガブリエル・シャルパンティエ(パルマ)
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