広島ドラフト1位の青学大・佐々木泰は病院へ… 守備で左肩を負傷、いったんベンチに戻るもプレー続行
◇22日 明治神宮野球大会大学の部準々決勝(神宮球場)青学大(東都)2―1福岡大(九州) 広島がドラフト1位指名した青学大の佐々木泰内野手(4年・県岐阜商出)が左肩を痛めるアクシデントに見舞われ、病院で検査を受けることになった。 8回の三塁守備、三塁線の打球を飛び付いてキャッチ。グラブをつけた左腕をうまく伸ばして捕球した直後、左肩を押さえて倒れ込んだ。なかなか起き上がれず、痛そうに顔をゆがめてベンチに下がった。数分後、グラウンドに戻るとプレーを続行。安藤監督は「本人がいけると言うので」と出場を認め、最後までプレーした。 試合後に予定された取材は治療のためキャンセル。病院での受診について、安藤監督は「これからトレーナーと行く予定です」と説明した。 主将でもある佐々木は「4番・三塁」で出場。第1打席は2回先頭で右飛。4回先頭の第2打席では三塁内野安打を放った。その後のチャンスでは勝負を避けられた。いずれも2死二、三塁の好機だった5回と7回の打席は申告敬遠。5回は1ボール後、7回は2ボール後に歩かされた。 同大でロッテ1位指名の西川史礁外野手(4年・龍谷大平安高出)は出場がなかった。秋のリーグ戦中に右手人さし指を骨折。8回にはネクストで代打の準備をしたが、出番が来なかった。
中日スポーツ