「東京湾アクアライン」の通行料はETC車と非ETC車で「3倍」近く差があるって本当? なぜそのような差が生まれるの?
東京湾アクアラインを通行する際、ETCを使用しない人がいるかもしれません。その際になぜETC車が800円なのに対して非ETC車が3000円近くかかるのか気になる人もいるでしょう。 今回は、東京湾アクアラインを通行する際の料金が、ETCの使用によって金額に差がある理由をまとめました。併せて、適用区間・割引期間もご紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
東京湾アクアラインの通行料金は?
東京湾アクアラインの通行料金は、ETCの有無や車のサイズによって異なります。まずは下記の表1で金額を見てみましょう。 表1
※木更津市「東京湾アクアラインの通行料金」基に筆者作成 上記の通り、通常料金に比べるとETC車の割引後の料金は約4分の1になっていることが分かります。車のサイズが大きくなれば金額も増えるため、東京湾アクアラインを通行する際は、できるだけETCを利用する方がよいでしょう。 なおETCを利用する際、土日祝日の上り線(川崎方面)に関しては、時間帯による割引も適用されます。0時~13時は上記の表と同じ金額で利用でき、13時~20時は1.5倍、20時~24時は0.75倍の料金になる点も覚えておきましょう。
ETC車と非ETC車の通行料金に差が生まれる理由
ETC車と非ETC車の通行料金に差が生まれる理由は、経済効果に期待しているためと考えられます。実際、ETCによる割引の差額は国や千葉県が負担しており、通行料金を安くして利用者の増加を狙っているといえるでしょう。 ETCの割引は、東京湾アクアラインに限ったものではありません。さまざまな高速道路で導入されていることを理解したうえで、上手く活用しましょう。
東京湾アクアラインのETC割引が適用される区間
東京湾アクアラインのETC割引が適用される区間は、浮島IC・川崎浮島JCTから木更津金田ICまでとなります。このほか、海ほたるPAでのUターン走行についても割引の対象です。 Uターン走行とは、出発したIC・JCTから海ほたるPAまで行き、その後出発時に利用したIC・JCTまで戻ることを指します。