フラガールで名を馳せるスパリゾートハワイアンズから徒歩で行けるパワースポットが強力すぎる!!
■ちょっと歩いてみませんか?
ホテルを出て徒歩10分ほどの場所にパワースポットがあるので紹介しておこう。地図アプリがあれば迷うことはない。曲がるのは1か所だけだ。件のパワースポットは熊野神社。いわき市常磐藤原町鎮座で、1241年の歴史を誇るパワースポットだ。 ホテルから出ると坂を下るが、この坂が帰りの最大の難所で、あとは坂といっても大したことはなく平たん路だ。家族でゆっくり歩いても15分から20分、一人でテクテク歩けば10分程度で到着する。
■熊野神社
熊野神社の主祭神は伊弉冊命(いざなみのみこと)、事解男命(ことさかおのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)の、いわゆる熊野三神である。境内社も多く、たいていのお願い事や御神徳は同社でいただける。 社務所や授与所はあるものの、神職が常駐しているわけではないので基本は無人のようだ。しかしこの神社のすごいところは、拝殿のお賽銭箱の横に複数のケースが置いてあり、その中に書置きの御朱印や御神徳別のお守りが置いてあることだ。 なお初穂料は、お賽銭箱に納める仕組みになっている。よって誰もいなくても神様の前で直接授与してもらえるのがありがたい。
■祝詞を奉納してみませんか?
そして記者がおどろいたのは、祝詞の奉納紙が置いてあったことだ。お寺で写経をして奉納するというのはよくあるのでご存じの方も多いだろう。たいていが短い般若波羅蜜多心経であることが多い。一方、神道では決まった経典はないが、祝詞を書いて奉納することはできるのだろうが、表立って実施ている神社はあまり見たことがない。 同社に置かれた祝詞奉納紙は大祓詞という900字あまりの少し長い祝詞が薄い文字で印刷されており、それをペンや筆でなぞり書きすれば完成する簡単なもの。お願い事や住所氏名を書く欄もあり、奉納すると祝詞を奏上して神様にお願いしたのと同じになる。 さすがにこの場で書くのは無理だろうが、奉納用紙をいただいて家で書いて近くの神社に奉納するのも良いだろう。福島県神社庁いわき支部監修になっていたので、このあたりの神社でしかいただけないものなのかもしれない。 ゆっくり参拝して往復歩いて1時間もあれば十分だ。遊び疲れて寝落ちする前に参拝して旅の無事を感謝しパワーをいただくのはどうだろうか。
■帰りのバスではぐっすり!
さて、ハワイアンズに戻り帰りのバスの便の時刻が近づいてきた。報道関係者は往路と同じ報徳バスのエアロクイーンだが、目的地別に宿泊客用のバスが続々と出発する。出発すれば、すぐに常磐道に入るので、あとは首都圏に到着するだけだ。 ただし常磐道や首都高速の渋滞はあるので曜日によっては到着遅れは覚悟したい。一般宿泊者用のバスは途中2か所ほどの休憩がある。しかし遊び疲れて眠ってしまう方が多いのではないかと思われる。くれぐれも到着地のターミナルから家に帰るまでの体力は残しておきたい。家に帰るまでが遠足なのだ!