収束見えぬ感染症、「検査キット」需要堅調で注目IPO株
引き続き病院では発熱していると新型コロナウイルスの抗原検査を求められることが多い。これはいつまで続くのだろうか(イメージ写真:years/PIXTA)
アメリカの株式市場は、9月2日がレイバーデー(労働者の日で祭日)のため休場でしたが、休み明けに下落に見舞われる動きになりました。きっかけは、アメリカISM(サプライマネジメント協会)が発表した8月の製造業景況感指数が市場予想を下回ったほか、好不況の目安となる50を5カ月連続で下回ったことで、景気減速が意識されたことが1つでしょう。 とはいえ、8月5日に景気減速を懸念してアメリカの株式市場が急落しましたが、9月のFOMC(連邦公開市場委員会)では利下げへの期待が高まって株価は反転上昇に転じ、ダウ平均は高値を更新する強い動きが続き、8月30日には4万1585ドルまで上昇しました。 また、ナスダック総合指数は高値を更新してはいないものの、反転上昇に転じています。景気減速が意識されては下落し、利下げへの思惑から上昇する動きを繰り返していて、結局のところ、よくわからないので右往左往しているということなのでしょう。
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横山 利香