「私は選手時代からこれを大事にしていた」バルセロナのフリック監督が不調のチームに求めるものを説く
バルセロナのハンジ・フリック監督がチームに奮起を促した。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 バルセロナはシーズン序盤からラ・リーガ首位を快走していたが、直近3試合は1分2敗と未勝利。消化試合が1つ少ない2位レアル・マドリーとは1ポイント差となっている。 フリック監督は3日の第19節マジョルカ戦(スペインスーパー杯に参戦する関係で前倒し開催)に向けた会見で「今、チームは少しプレッシャーを感じている。ここから巻き返さなければならない。集中力が非常に重要だ」と語り、選手たちに戦う姿勢を求めた。 「このチームはラ・リーガで最も若いチームだ。我々は勝つために戦う必要があることを学ばなければならない。厳しい試合では無失点を目指し、チーム全員が一丸となって守らなければならない」 「私はプレーだけでなく、戦う姿勢について話している。私は選手時代からこの態度を大事にしていた。負けるのは嫌いだ」 「シーズンの終わりにタイトルを勝ち取りたいなら、スタッフを含めた全員が戦う姿勢を示す必要がある」 一方で「自分たちのゴールを守るという意志とハングリー精神はある」とし、「例えば、17歳のパウ(・クバルシ)、そしてイニゴ(・マルティネス)。彼らの守備は素晴らしい。ペドリも中盤で信じられない働きをしている。毎試合走り、たくさん貢献している。ラフィーニャもまた、非常に高いレベルでプレーしている」と評価した。 バルセロナは今回のマジョルカ戦を皮切りに、7日のラ・リーガ第16節ベティス戦、11日のUEFAチャンピオンズリーグ第6節ドルトムント戦と、アウェー3連戦に挑む。