中谷潤人、「すごくすてきな時間」元PFP首位クロフォードらと交流 WBC総会から帰国【ボクシング】
ボクシングWBCバンタム級王者の中谷潤人(26)=M・T=が13日、ドイツ・ハンブルクで行われたWBC総会から帰国した。「WBCチャンピオン・アワード」のトロフィーを授与されたほか、パウンド・フォー・パウンド(全階級最強ランキング)元1位でWBCウエルター級休養王者・クロフォード(米国)や、同スーパーウエルター級王者・フンドラ(米国)ら多くの現役選手や元選手と交流した。 羽田空港着の航空機で帰国した中谷は「WBCのベルトは小さいころからのあこがれ。その総会に出させていただいて、いろんな方とお会いできて、すごくすてきな時間でした」とコメント。クロフォードと会うのは2度目で、「覚えてくれていて、『引き続きがんばって』と声をかけてもらえました」と、笑顔で振り返った。 中学卒業後から単身で米ロサンゼルスへボクシング修業しており、現在も試合ごとに必ず渡米している。そのため海外生活は慣れているが、欧州は初体験。「街はクリスマスの飾り付けもされていてすごく雰囲気がありました。ソーセージも食べました」とリフレッシュもできたようだ。 それでも、気を緩めないのが中谷。滞在中のホテルではランニングマシンを使ってしっかり汗を流した。「賞もいただきましたし、これを糧に次の目標へ、いいパフォーマンスができるようやっていきたいです」と気持ちを次へと切り替えた。
中日スポーツ