神龍誠の「お父さんのことを馬鹿にしたので思い切りぶん殴る」に扇久保博正はパワハラファイトでの返り討ちを誓う【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が7月13日、都内で開催された。 かつて師弟関係にあり、カード発表会見では激しい舌戦を繰り広げた扇久保博正(パラエストラ松戸)と神龍誠(神龍ワールドジム)がこの日も不穏な空気を漂わせた。 今回の公開練習は3分間で行われ、神龍は1分半の準備運動からミット打ち、扇久保は1分半のミット打ちからマススパーリングをそれぞれ披露した。 神龍は今回の試合にあたり、タイで練習をしてきたのだが「発見というか経験値が上がった。いろいろな体験ができた。すごく暑いきつい中で練習して、本当にメンタルも体も全部強くなった」とその成果を口にする。 そして5月に行われた会見では扇久保と舌戦を繰り広げたのだが「僕のお父さんのことを馬鹿にしたので思い切りぶん殴ってやります」と内に秘めた怒りを表した。
フライ級王座を狙う扇久保にとっては堀口と対戦している神龍との試合は勝利はもちろん、勝ち方も問われる試合となるのだが「意識もしますし、お互いに嫌いだと思うので(笑)、この試合は判定にはならないんじゃないですかね」と王座云々の前に2人の感情のもつれから必ず決着がつくという見立て。そして「殴るって言ってますけど、その何倍にも返してぶん殴ってやろうと思います」と語った。 最後も神龍が「今の世界ってパワハラ問題とかあると思うんですが、社会だったら、上司のことを殴ったらクビになっちゃうじゃないですか。でも格闘技界だったらこれができる。俺の試合の時はムカつく先輩のこととか思い浮かべて、楽しんでください」とかつての師弟関係時代に扇久保から受けた行為をこの日もパワハラと断じると、扇久保は「パワハラとかよく言うんですけど、俺たちがやっているのは格闘技。甘ったれたこと言ってんじゃねえぞという気持ちがあるので、リングの上であれ以上のパワハラを見せてやろうと思っています」とパワハラファイトでの返り討ちを誓った。
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