「全く期待していない」「野球を知らないんじゃないか」…巨人・秋広「阿部監督が苦言連発」納得の理由
「良くて上げるワケじゃない。全く期待していない」 巨人の阿部慎之助監督は、5月7日に今季初めて一軍昇格した秋広優人(21)に対し手厳しくコメントした。阿部監督の真意は言 葉通りなのだろうか。同日の中日戦では、スタメンに秋広の名前はなかった。 【そこ、イヤッ!】避妊具をつけずに中絶報道…巨人・坂本「体操界の美女」とメロメロ写真 「昨季は打率.273、10本塁打とブレイクした秋広ですが、今季は春先から不調が続いていました。オープン戦は打率.125。2軍でも.216、本塁打0でしたからね。開幕1軍から秋広を外した阿部監督は、その理由について『結果を出せなかったからね。それだけ』と突き放しています」(球団関係者) ◆「チアガールを見ていたんじゃないの」 阿部監督が秋広を厳しく評するのは最近のことではない。以前から、こんな発言をしているのだ。 「彼は野球を知らないんじゃないか」 「ボールへの反応が悪かったのは、チアガールを見ていたからじゃないのかね」 阿部監督は、すべての選手にキツく接しているワケではない。なぜ秋広に対してはパワハラともとられかねない言動をとるのだろうか。 理由は二つあるという。 「一つは『自己犠牲』や『献身』をテーマに規律を重んじる阿部監督が、秋広にマイペースな生活態度を変えてほしいと考えているからでしょう。秋広は昨オフの公式行事に寝坊して2度も遅刻。5月7日に1軍昇格した際にも、秋広は相手チームの中日ベンチ前で自主トレをともにする『師匠』中田翔と20分ほど談笑しています。阿部監督は、秋広が遅刻した直後に『3軍にしようかな』と不快感をあらわにしていました。 もう一つの理由は主砲としての期待です。秋広が巨人のレジェンド松井秀喜氏と同じ『55』の背番号をつけていることからも期待の高さがわかります。ジャイアンツの主砲として厳しく育て、どんな状況でも動じないメンタルを身につけてほしいと思っているのでしょう。キツい言葉ぐらいでへこんでいるようでは困る。『次の巨人の4番』として、心身ともにもっと上を目指してほしいという阿部監督の親心だと感じます」(スポーツ紙担当記者) 果たして阿部監督の「真意」は秋広に伝わるのか。秋広には、昨季をはるかに上回る覚醒が求められている。
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