グッズを求める長蛇の列

　布袋寅泰と吉川晃司の音楽ユニット「COMPLEX」のライブが行われる東京ドーム周辺に早くも長蛇の列ができている。 【写真】井上尚弥の入場曲を演奏する布袋寅泰 　15、16日に開催される東京ドーム公演「日本一心」は今年1月1日に起きた令和6年能登半島地震を受け、被災地のために力になりたいという2人の熱い思いによって実現したもの。COMPLEXの東京ドーム公演は1990年、2011年に続く13年ぶり3回目でファンから多くの注目を浴びていた。 　会場グッズ販売は、水道橋駅寄りの東京ドームシティPRISM　HALLで行われ、迅速に購入ができるようクイックオーダーシステムの利用が呼びかけられていたが、販売開始時間の午前11時前にはグッズを求める列が300メートルを超え、ドームへ到達。午後1時時点では後楽園駅寄りの商業施設ラクーアにまで達した。 　炎天下の中、熱中症を防ぐべく日傘を差す人も多数いて、ドーム周辺は異様な光景が広がっている。スタッフに待ち時間を尋ねる人もいたが「1時間どころか、いやそれ以上かかるかも…」との回答に購入をあきらめる人の姿もあった。 　伝説のユニットはステージに立つ前から〝伝説〟を作ったのかもしれない。