南海トラフ「巨大地震注意」呼び掛け終了 松村防災担当相が会見
巨大地震の起こる可能性が高まっているとして、1週間前から発表されていた南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」について、松村防災担当相は注意の呼びかけを終了すると発表しました。 8日に日向灘でおきた震度6弱の地震をうけ、気象庁は、南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震がおこる可能性が平常時より高まっているとして、南海トラフ臨時情報、「巨大地震注意」を発表し、すぐに避難できる態勢をとるよう呼びかけていました。 その後も気象庁などが地殻の動きについて監視を続けてきましたが、大規模地震の可能性が高まるような特段の変化はみられなかったとして、地震から1週間がたった15日午後5時すぎ、松村防災担当相が呼びかけを終了すると発表しました。 一方で、南海トラフ地震が発生する可能性がなくなったわけではなく、日頃からの地震への備えを引き続き行って、いつどこで発生してもおかしくない大規模地震に注意してほしいとしています。