古きよきスタイルに最新技術を合わせた普通二輪の“新機軸” 人気の350cc「ネオクラシック」モデル3選
スタイリングは、スタンダードモデルのGB350に加えて、存在感のあるフロントフォークカバーやヘッドライトカバーのほか前後フェンダーを大型化、さらにマフラーを水平基調にすることで、レトロな雰囲気を表現しています。 エンジンはGB350同様に348cc空冷4ストロークSOHC単気筒を搭載し、最高出力20ps、最大トルクは29Nmを誇ります。 車重は186kgとクラシック350よりも9kg軽く、このあたりは国産車ならではといえるでしょう。 価格は66万8800円(税込み)で、GB350の10万7000円高になっています。 そして3台目はハーレー唯一の中型バイクである「X350」です。
X350は、イタリアのバイクメーカーであるベネリの「302S」をベースにしたモデルで、スタイリングもこれまでのハーレーとは一線を画したモデルといえるでしょう。 搭載エンジンも通常のハーレーのものとは異なり、353cc水冷4ストロークDOHC並列2気筒で、最高出力36HP、最大トルクは31Nmを発揮します。 ほかの2車種よりパワーはありますが、高回転よりなセッティングのためクラシカルながらもスポーツネイキッドに近い乗り味になっています。 価格は69万9800円(税込み)で、70万円を切る安さはハーレーとしては異例の存在です。 ※ ※ ※ 見た目の雰囲気から、スタンダードバイクとは違った魅力の350ccネオクラシック。 ベテランライダーからは懐しく、初心者ライダーからは新鮮に映り、中型バイクなら手が届きやすいこともあり、今後も街中で見かける機会が増えていくことでしょう。
Peacock Blue K.K.