クラシックバイクの魅力に最新技術を投入！350ccネオクラシック人気車種3選

　クラシックバイクに憧れていても、入手の困難さや維持費の高さになかなか手を出すことができないのが現状です。 【画像】カタチはクラシックなのに中身は最新！ 流行の350cc「ネオクラ」バイクを見る（37枚） 　そのようなライダーに高い支持を得ているのが「ネオクラシックバイク」で、往年の名車のイメージをそのままにエンジンや足回りを含めて現在の技術で刷新したことで、ベテランライダーを中心に火がつきました。

普通自動二輪免許で運転できる中型「ネオクラシック」バイクが流行している

　これまでのネオクラシックバイクは600ccを超えるクラスが大多数を占めていましたが、近年では普通自動二輪免許で運転できる中型バイクが登場してきたことで、若いライダーにも注目が集まっています。 　今回はそのなかでも、魅力あふれたモデル3車種を解説します。 　最初の1台は英国発のブランドである、ロイヤルエンフィールドの「クラシック350」です。

ロイヤルエンフィールド「クラシック350」

　クラシック350は1950年代に誕生した戦後の「G2モデル」にインスパイアされ、クラシックなティアドロップタンクや特徴的なキャスケットヘッドランプのネオレトロネイキッドモデルです。 　エンジンは、349cc空冷4ストロークSOHC単気筒を搭載し、最高出力20.2ps、最大トルク27Nｍで、ピークパワーよりも扱いやすさを追求したセッティングです。 　シンプルな造形ながらも車両重量は195kgあり、軽量とはいえないその適度な重さは、取り回しなどでもクラシックバイクに乗っているような感覚といえるでしょう。 　 　また、フロント19インチ、リヤ18インチのタイヤサイズは昔からの英国流で、おおらかなハンドリングを実現しています。 　なお、クラシック350の本国仕様はシングルシートが標準ですが、日本仕様はタンデムシートが標準になりました。 　価格はグレードやカラーで異なり、スタンダードモデルのヘリテージ・シリーズが69万4100円からで、最上級のクローム・シリーズが72万8200円（すべて税込み）となっています。

2台目は新登場した国産唯一の350ccネオクラシック

　2台目は2024年10月10日に発売した、国産唯一の350ccネオクラシックバイクであるホンダ「GB350C」です。