【JJドラマ部】年末年始に一気見したいNetflixドラマ&映画10選|JJ
いつもは地上波ドラマを中心に紹介している「JJドラマ部」ですが、今回は年末年始の連休にどっぷりハマりたいNetflixで観られるドラマ&映画をご紹介いたします。 Netflixシリーズ「地面師たち」独占配信中 ©新庄耕/集英社
元JJ編集長イマイズミ(以下、イマ):昨年も「年末年始に一気見したいNetflixドラマ」を紹介しましたが、今回もそれぞれのおすすめ作品を順番に出していきましょう! コラムニスト小林久乃(以下、小林):私からの最初のおすすめは『0.5の男』です。2023年にWOWOWで制作されたドラマなんですけど、今年からNetflixで配信になっているんです。 イマ:これ観ましたよ。面白かったですよねー。 小林:ひきこもりの40歳・立花雅治(松田龍平)が主人公なんですけど、実家が妹夫婦との二世帯住宅に建て替えられることになるんですね。それによって両親以外の家族や、外の世界と関わるようになり、徐々に成長していくというストーリー。 イマ:二世帯に雅治の居住スペースを足して、2.5世帯の家を作るんですよね。雅治は一人前の半分の0.5扱い(笑)。 小林:優しいよね、立花家…。普通、そうなる前に追い出されるでしょ。でも、今は80代の親が無収入の50代の子供を支えるという「8050問題」が社会問題になってるように、決してドラマだけの話じゃないんですよね。 イマ:ドラマ自体は、そんな悲壮感はなく、むしろ笑って泣けるホームコメディでした。 小林:各話のタイトルが「家族以外と話す」から始まって、最後は「働く」となっているように、雅治がだんだんいろんなことができるようになる様子がホント微笑ましくて。 イマ:「おお、ついに保育園の送り迎えができるようになった!」って、もう親の気分で観てました(笑)。 小林:その送り迎えをしてもらう妹夫婦の息子・蓮を演じた永瀬矢紘(やひろ)くんが本当に上手くてびっくりしました。台本通りなのか、アドリブなのか、わからないくらい自由奔放で。 イマ:今年だけで『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』(日本テレビ系)、『虎に翼』『柚木さんちの四兄弟。』(ともにNHK総合)にも出演する売れっ子です。なんと、お姉さんである永瀬ゆずなちゃんも子役! 小林:このドラマの協賛に「一条工務店」とクレジットがありましたが、家を半分にぶった切ったような大掛かりなセットも見どころのひとつ。 イマ:ドリフの『8時だョ!全員集合』みたいですよね。ってこれ40代以上しかピンとこないやつ(笑)。