箱根駅伝往路優勝校に贈る 伝統工芸品で出来たトロフィー 箱根町へ
tvkニュース(テレビ神奈川)
来年の箱根駅伝で、往路の優勝校に贈られる箱根町の伝統工芸品で作られたトロフィーが町に納品されました。 箱根駅伝往路優勝校に贈られるトロフィーは、1997年から木を掘って立体的に作る「無垢の寄木細工」の先駆者・金指勝悦さんが製作していましたが、おととし病気で亡くなりました。 去年は、勝悦さんが生前に製作したものを贈呈しましたが、ことしは、妻のナナさんがそのたすきを受け取り、弟子たちとともにトロフィーを完成させました。 今回のテーマは「パリオリンピック」。 トロフィーは高さおよそ34センチで、木の色を生かしてエッフェル塔の形に。 台座の上部にはフランス国旗、側面には五輪がイメージされています。 金指ウッドクラフト金指ナナ社長 「『ことしも金指さんにお願いします』って言ってもらったのはすごくありがたい。従来の寄木細工と違って初めて『無垢の寄木細工』を作ったのは主人だったので、無垢にこだわって作っていたことをこれからも弟子にも引き継いでもらえれば」 寄木細工のトロフィーは、箱根町役場で12月27日まで展示されます。
tvkニュース(テレビ神奈川)