大阪府・新型コロナ対策本部会議 31日の感染者数は50人台
大阪府・新型コロナ対策本部会議 31日の感染者数は50人台
大阪府は31日午後、大阪府庁で「第25回新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。会議冒頭、大阪府の吉村洋文知事は「現状の陽性者数でいくと明らかに感染が減ってきている、そういう状況になるだろうと僕は見るべきかなと思っています。もちろんこれは油断してはならないのは当然」と述べた。 【中継】大阪府がコロナ対策本部会議 会議終了後に吉村知事が会見(2020年8月31日)
吉村知事「明らかに感染が減ってきている」
吉村知事は、一時期は(1日で)255人(今月7日発表)と、右肩上がりに増えていた状況にあるが、大阪・ミナミの事業者に今月20日まで時短営業などをお願いしていたことを挙げ、「この1週間、10日くらいが重要になると言ってましたが、現状の陽性者数でいくと明らかに感染が減ってきている、そういう状況になるだろうと僕は見るべきかなと思っています」と述べた。 しかし「もちろんこれは油断してはならないのは当然で、後々に重症者の方は増えてくる。特に高齢者の方の感染、そして重症者についてはいま一時期72人までになり、少し減りつつありますが、重傷者の方の命を守る、高齢者の方への感染を防ぐ、これが重要だと思っています」とも述べた。
最近では特に、家庭内の感染とクラスターが増えていることも挙げ「特に高齢者施設、病院等々でクラスターが発生しますと高齢者の方への感染に直結します。これに対する対策ということ、再度確認をしてなんとか命を守る重症者を減らしていきたい」「感染状況というのも分析して(9月)1日以降の対策を練っていきたい」と話した。
また、同会議の中で、31日の大阪府の新規感染者数が、50人台になる見込みと藤井睦子健康医療部長が発言した。同日午後6時に正確な数字が発表される。大阪府では、前日の30日に新たな感染者数が62人だったと発表している。