「1年間、豊富に水揚げされれば」鹿児島市の中央卸売市場で初競り 量、金額とも前年下回る
鹿児島テレビ
2025年で開設90年となる鹿児島市の中央卸売市場で5日朝、初競りが行われました。 午前6時頃から始まった鹿児島市中央卸売市場・魚類市場の初競りでは、競り人のかけ声に合わせ、多くの魚介類が、次々に競り落とされました。 魚類市場によりますと5日は約7万5000kg、金額にして約1億500万円が取引されましたが量、金額とも前の年を下回っているということです。 卸売業者のひとりは「どんどん魚も少なくなっている。水揚げがことし1年、豊富に揚がってくれればよい」と、期待を込めました。 2024年、魚類市場で取り扱われた魚介類は約1万8千トン、金額が156億円でいずれも前の年を下回りました。鮮魚の3分の1を占めるカツオの漁獲量が大幅に減ったことが主な要因だということです。
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