阪神・野口恭佑選手

■プロ野球　フェニックスリーグ　阪神4ー0巨人　特別ルール11回制　（20日　宮崎　アイビースタジアム） 阪神は巨人に先発・茨木から6投手の継投で11回を2安打無失点に封じ完封勝利を挙げた。5回に前川の先制2ラン、6回に小幡、10回には野口がソロアーチを放ち、得点は全て本塁打で挙げた。 先発は2年目の20歳・茨木。巨人打線は3番・重信、4番・秋広、6番・山瀬と1軍出場の経験のある選手以外は育成中心のスタメン。 茨木は1回、平山を中飛、舟越を遊ゴロ、重信を二飛に打ち取る立ち上がり。2回も秋広を二ゴロに打ち取り3人で抑える。3回1死から中田歩夢に死球を与え犠打で二塁に走者を進めるも牽制で刺し、3回を無安打無失点に抑えた。 スタメンは1番サード・髙寺、2番ショート・小幡、3番センター・小野寺、4番ファースト・井上、5番レフト・前川、6番ライト・野口、7番DH・中川、8番キャッチャー・藤田、9番セカンド・山田のオーダーを組んだ。 巨人の先発・京本は3年の20歳、今季1軍では4試合に登板し0勝0敗、防御率3.60。 打線は1回1死から小幡と小野寺が連続三振、2回も井上と前川が連続空振り三振と4者連続三振を喫するなど4回まで京本にパーフェクトに抑えられる。 だが5回の攻撃で先頭・井上が右安打、続く前川がストレートを強振、ライトスタンドへ2ランをライナーで突き刺し先制。 さらに6回の攻撃で小幡が巨人2番手の育成・園田からライトスタンドへソロアーチを放り込み3ー0とした。 投手陣は4回から2番手の育成・マルティネスに登板し5回に秋広にヒットを許すも山瀬を遊ゴロ併殺打に打ち取り3イニングも1安打無失点で降板。 3番手・川原は9月30日・DeNA戦（甲子園）で1回を1安打無失点に抑え1軍デビュー。川原は7回、平山を空振り三振、舟越を遊直、代打・ティマを二ゴロと3人で退ける。 4番手・佐藤蓮は9月30日・DeNA戦（甲子園）で1回を三者凡退に抑える1軍デビュー。佐藤蓮は8回、2四球を出し2死一・二塁とするも中田歩夢を中飛に打ち取った。 9回も佐藤蓮が続投し死球とティマに中安打で2死一・二塁とするが代打・亀田を空振り三振に抑える。 10回の攻撃で巨人5番手・直江から野口が左中間スタンドへソロ本塁打を運び、4ー0とした。 投手陣は10回、5番手の育成・伊藤稜が三者凡退に抑える。 11回は6番手・森木が先頭・中田歩夢にストレートの四球、自身の暴投、北村にもストレートの四球で無死一・二塁とするが平山を投ゴロ併殺打、舟越を空振り三振で無失点で切り抜けた。