U18世代屈指の選手となった双子の直接対決は、姉の桜花学園に軍配 | 高校バスケ ウインターカップ2024
友愛が聖和学園での3年間で成長したことについて質問されると、心愛は次のように称賛した。
「本当にずっと言ってきているんですけど、中学の時は自分がずっと攻める人だったので、もうアシストとかサポートしてもらっている感じだったんですけど、(今は)自分で攻める意識が強くて、自分でやらなきゃというのが試合の節々で見られました。ボールを呼んでいる姿も見られて、本当にその辺りはすごく成長したと思います」
心愛はオフェンスの際に友愛でなく、身長でアドバンテージが取れる武田莉々果にマッチアップされる時間が長かったこともあり、インサイドや速攻からのフィニッシュなど2Pショットを14本中10本成功という高確率。友愛から「私に勝った=優勝しかない」という言葉をもらった心愛は、「3Pが5分の0なので、次はしっかり決めていきたい」と、2回戦以降の戦いに向けて気持を切り替えていた。
文:青木崇
青木 崇