ドジャース胴上げ投手、レッドソックスと単年総額36・7億円合意 米報道 2度目右肘手術から復活のビューラーがFA移籍
大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースからFAになったウォーカー・ビューラー投手がレッドソックスと1年2105万ドル(約32億8000万円)で合意した、と23日(日本時間24日)、大リーグ公式サイトなど、複数のメディアが伝えた。スポーツ専門局、ESPNのジェフ・パッサン記者によると、出来高は250万ドル(約3億9000万円)でクリアすれば2355万ドル(約36億7000万円)になる。 ビューラーは15年ドラフト1巡目でドジャース入団し、17年にメジャーデビュー。19年には14勝、21年には16勝を挙げて球宴にも2度選出された。8年目の今季は、22年夏に受けた自身2度目の右肘手術から完全復活。レギュラーシーズンは5月からローテーション入りして16登板、75回1/3を投げて1勝6敗、防御率5・38と振るわなかったが、ポストシーズンではメッツとのリーグ優勝決定シリーズで好投。さらにはヤンキースとのワールドシリーズでは第3戦に先発して5回無失点で勝利投手になると、優勝が懸かった第5戦には中1日で抑えとしてマウンドに立ち、胴上げ投手になった。 通算成績は131登板、47勝22敗、防護率3・27。今季年俸は802万5000ドル(約12億5000万円)でドジャースはシーズン終了後にFA選手に関する補償制度のクオリファイングオファー(単年2105万ドル)を提示しなかった。