エプラー前GMが資格停止 負傷者リスト不正利用が発覚
【ニューヨーク共同】米大リーグ機構は9日、千賀滉大の所属するメッツで2023年までゼネラルマネジャー(GM)を務めたビリー・エプラー氏に24年のワールドシリーズ終了後までの資格停止処分を科したと発表した。ベンチ入りの登録枠を空けるため、実際にはけがをしていない選手を負傷者リスト(IL)に入れる不正な運用が認められたため。 スポーツ専門局ESPNによると、球団内から機構に匿名の通報があり発覚したという。エプラー氏は千賀の加入に携わったほか、エンゼルスのGM時代にはプロ野球日本ハムからメジャーに移籍した大谷翔平(現ドジャース)の獲得にも尽力した。