ソニン、来日版を観覧し「日本版も負けないように」と意気込み ミュージカル『SIX』日本キャスト版に出演の女優12人が登壇
英国生まれのミュージカル「SIX」が8日、東京・EXシアター六本木で開幕し、日本キャスト版に出演するソニン(41)、鈴木愛理(30)、豊原江理佳(28)らが作品の魅力を語った。 「SIX」は暴君として知られる英国のヘンリー8世の元王妃たち6人が主人公。王に虐げられた彼女らが現代に蘇り、ガールズバンドを結成、「誰がいちばん悲惨な目にあったのか」を競い歌う。2017年にケンブリッジ大の学生が制作、2020年にはブロードウェーでも上演され、世界中で大ヒットしている話題のミュージカル。 同シアターで8日から26日までは英国キャストの来日版を、31日から2月21日までは日本キャスト版(全役Wキャスト)を上演する。 会見には日本キャスト版に出演する女優12人が登壇。この日、来日版を観覧したソニンは興奮気味に「完成形を見た瞬間、頭から涙がとまらなくて、叫んだし、泣いたし、笑ったし」と語り、「本当に来日版も素晴らしかったんですけど、私たち日本版も負けないように日本のお客さんを楽しませたい」と意気込んだ。 日本キャスト版上演まで1カ月を切ったが、田村芽実(26)は「本当に毎日稽古が大変。それぞれが己の限界まで追い込んで命懸けで頑張っています。ここにいる12人もとっても魅力的だから、きっとお客さんに楽しんでもらえるだろうと思って、明日からの稽古も励みたい」と力を込めた。 日本キャスト版は、愛知・御園座で2月28日~3月2日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで3月7~16日を予定している。
中日スポーツ